2014〜2015年度の方針と会長挨拶


本年度の計画及び目標(2014-2015年度)

2014〜2015年度 会長  坪井 良廣

幹事/須永 博之

現況報告書   現況報告書オリジナル

 この度、2014-2015年度の会長に就任させていただきました。今年は、桐生ロータリークラブの伝統と歴史を継続しながら、財団や奉仕活動の新しいプログラムやCLPまたITによる効果的なクラブ運営のはじまる年でもあります
 桐生ロータリークラブ会員の皆様の温かいご協力を戴き、一年間頑張りますので宜しくお願い致します。

T RIテーマに基づく目標
 2014-15年度 ケイリーC.K.ホァンRI会長は、RI テーマを「ロータリーに輝きを」と発表されました。儒教の精神、孔子の教えを基礎として奉仕に於いて高い目標を掲ける為には、ロータリー自体に対する手入れを怠らすにロータリーファミリーを拡大して行く事が必要であり、ロータリアン一人一人が自覚と意識を持ち輝きのある人となり、その会員により創られたクラブが輝き地域社会でロータリーの存在感を高める事で「ロータリーに輝きを」もたらす事ができると述べております。
 更に大きな目標を二つ掲げております。
 その一つは、会員増強であります。 ここ数年会員減少の歯止めがききません。クラブの弱体化、ひいてはロータリー自体の衰退化であり、 少なからず様々な方面に影響を及ぼすものであります。
 次は、ポリオの撲滅であります。 2014年 1月13日インドでのポリオ撲滅か証明されました。1985年以来ロータリー最優先事項として、99%のポリオ撲滅が達成されました。2018年に全世界から100%のポリオ撲滅が証明される事により、「ロータリーに輝きを」もたらすものであります。 私達がロータリーにどう生き、どう考え、感じ、活動するかがこの「ロータリーに輝きを」に込められております。

U地区重点目標の達成
 2014-15年度ガバナー 竹内 正幸氏は、地区のスローガンは、「異体同心」〜友情と奉仕の心〜築き上げよう「46のロータリー物語」です。「友情と奉仕の心」を以てクラブを活性化・強化し、クラブ独自の「ロータリー物語」を築きあげましょう。 RIテーマ「ロータリーに輝きを」を1年間念頭に於き、ロータリー「超我の奉仕」を実践するために下記の目標を掲げています。

1.会員増強
(1)地区全体で2,000名台の会員数に回復させる。
(2)地区内全クラブで純増を達成する。
2.未来の夢計画
(1)地区内全クラブが地区補助金対象事業を申請する。
 (2)毎年3クラブ以上がグローバル補助金を申請する
3.寄付目標(数値目標)
(1)ロータリー財団年次寄付 一人当たり 150ドル以上
(2)ポリオプラス寄付 一人当たり毎年 20ドル以上
(3)米山記念奨学会 一人当たり毎年 16,000円以上
4.ロータリー研修 地区内およびクラブはロータリー研修の強化・充実を推進する。
5.公共イメージ クラブはRLIセミナーに積極的に参加する。
クラブの地域に対する発信を積極的に活発化し、クラブの存在価値を高める 奉仕プロジェクトを積極的に開発・推進する。
6.青少年奉仕 青少年部門のRI常設プログラムを充実させると共に、「子どもの未来を育む」 活動を推進する。
7.奉仕の理念 ロータリーの目的である「奉仕の理念の奨励・育成」をロータリアンとして、またクラブとして実践します。

以上の3カ年地区戦略計画の他に本年度の重点活動目標として、
1.東日本大震災復興への支援
2.IM(インターシティミーティング)の実施
3.女性ネットワーク委員会の設置と共に女性会員の増強

以上が地区の目標ですが、桐生ロータリークラブも努力して行きたいと思います。

V桐生ロータリークラブの重点目標の達成
 前年の牛膓年度では、創立60周年、ガバナー輩出年度の次の癒しの年としながらも、新たに、「温故知新」の精神でクラブ創設の熱き思いを知り、今を考え、対話と親睦を図りました。
 さらに、未来の夢計画の最初の実施、長期計画委員会による、細則の変更、会員拡大、CLPに基づいた組織再構築と盛りだくさんの年でした。
 今年は、それを検証しながら、継続して行きたいと思います。

 今年度の地区のスローガンは、「異体同心」〜友情と奉仕の心〜築き上げよう「46のロータリー物語」です。その「異体同心」から、金子みすずの。「わたしと小鳥とすずと」の詩にある「みんなちがって、みんないい」を思い出しました。内容は、「それぞれが、べつべつで、でもそれに優劣は無いことを、 それぞれが、素晴らしいのだということを、 これほどうまく、表現した文章はなく。 「みんないい。」何かの基準を決めては競いあうこの現代では、 この言葉を聞くことは稀であります。そのうえ、みんな違いがあると肯定もしています。
 時が経過し、組織が拡大し機構が複雑化するとともに、残念ながらその機能が活力を失っていきます。
 クラブの硬直化を防いだり克服したりするためには、自クラブのアイデンティティ(強み、らしさ、個性)を繰り返し確認するとともに、継続的に元気なクラブづくりに取り組む必要を感じます。
 そこで、桐生ロータリークラブらしい違いを見つけ、親睦・奉仕・感動・感謝がある桐生ロータリークラブで良かったと思える楽しいロータリーにしたいと思います。

事業計画及び目標
@ 会員の退会防止と会員増強、女性会員の入会。目標 純増7名以上
A 例会を充実し、自己研鑽と親睦を図る。
B 奉仕とボランティア活動を推進する。
C 未来の夢計画「キノピー桐生PR作戦」による社会貢献と観光PRの実行。
次年度の計画作成と申請
D第二分区AのIM(インターシティミーティング)の主催
E 震災復興支援の継続
F 長期計画委員会による組織運営及び会員満足度の検証、
G 桐生ロータリークラブの歴史を学び魅力あるクラブを考える。
H ITを利用し合理化を図る。

資料
わたしと小鳥とすずと
  わたしが両手をひろげても、 お空はちっともとべないが、 とべる小鳥はわたしのように、 地面(じべた)をはやくは走れない。
 わたしがからだをゆすっても、 きれいな音はでないけど、 あの鳴るすずはわたしのように たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。

金子みすず [1903-1929] の詩。

 

 

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